遅れた再稼動 2012 6 16

2012年6月14日の田原総一朗氏のメールマガジンには、こうあります。
「電力を使ってやる」と言わんばかりの態度に西川知事が怒り
 4月14日、枝野幸男経済産業相は福井県へ行って西川一誠知事と会談し、
大飯原発の安全性が確認できたとして再稼動への理解を求めた。
西川知事は、その説明に納得し理解を示した。
この時点では、遅くとも6月4日に再稼働を決定できると民主党幹部は考えていた。
 しかし、それが、なぜ延びたのか。
西川知事が、その後、激しく怒り、態度を硬化させたからだ。
 橋下徹大阪市長、山田啓二京都府知事、嘉田由紀子滋賀県知事らが、
「夏の暑い間だけは、再稼動を認める」としたためである。
 西川知事にしてみれば、
「我々は、関西が電力不足で大変困るから、
それを助けるために再稼働を認めようとしている。
 それなのに関西の市長や県知事たちは、エゴイズムの固まりだ。
夏の暑い間だけ再稼働を認めてやるとは、何事か」ということだろう。
 まるで「電力を使ってやる」と言わんばかりの関西の首長たちの態度に、
西川知事は怒り、「それなら再稼動は止めだ」となった。
 関西は再稼働に感謝し「ありがとうございます」と言うべきところなのに、
「何を勝手なことを言っているのか」と怒ったのである。








































































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